株式会社西日本エグゼック（以下、当社）は、当社が事業活動を行うすべての場所（取引先も含みます）において、セクシャルハラスメント、妊娠、育児休業、介護休業等のハラスメント、およびパワーハラスメント等のハラスメント行為を禁止し、よりよい職場環境となるよう、以下の方針に基づき、ハラスメント防止を徹底いたします。

基本方針

職場におけるハラスメントは、従業員の尊厳を傷つけるとともに、従業員が能力を発揮できず、また、職場環境も悪化し、会社にとっても業務の遂行を阻害し、社会的評価に影響を与える問題です。当社はそういったハラスメント行為は断じて許さず、ハラスメントのない、また、すべての従業員が互いに尊重しあえる、安全で快適な職場づくりに取り組んでいきます。

＜妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメントの禁止＞
　　　当社は、職場において行われる上司・同僚からの言動により、妊娠・出産した「女性従業員」や育児・介護休業等を申出・取得した「男女従業員」等の就業環境を害する行為を禁止します。
　　（具体例）
　　　① 妊娠・出産、育児・介護等に関する制度や措置の利用を阻害する言動
　　　② 妊娠・出産、育児・介護等に関する制度や措置を利用したことによる嫌がらせ等
　　　③ 妊娠・出産等したことによる嫌がらせ等
　　　④ 妊娠・出産、育児・介護等に関する制度や措置の利用等に関し、解雇その他不利益な取扱いを示唆する行為
　　　⑤ 妊娠・出産等したことにより、解雇その他不利益な取扱いを示唆する行為

＜セクシュアルハラスメントの禁止＞
　　　当社は、職場において行われる従業員の意に反する性的な言動に対する従業員の対応によりその従業員が労働条件について不利益を受けたり、性的な言動により就業環境を害する行為を禁止します。
　　（具体例）
　　　① 性的な冗談、からかい、質問
　　　② わいせつ図画の閲覧、配付、掲示
　　　③ 性的な噂の流布
　　　④ 身体への不必要な接触
　　　⑤ 性的な言動により就業意欲を阻害する行為
　　　⑥ 交際、性的な関係の強要
　　　⑦ 性的な言動に対して拒否等を行った部下等に対する不利益取扱い

＜パワーハラスメントの禁止＞
　当社は、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為を禁止します。
　　（具体例）
　　　① 身体的な攻撃(暴行・傷害)
　　　② 精神的な攻撃(脅迫・名誉棄損・侮蔑・ひどい暴言)
　　　③ 人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
　　　④ 過大な要求(業務上明らかに不要なことや、遂行上不可能なことの強制、仕事の妨害)
　　　⑤ 過少な要求(業務上の合理性がなく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じる、仕事を与えない)
　　　⑥ 個の侵害（私的なことに過度に立ち入る）
この方針は、正規社員、非正規社員等、当社において働いている方すべての従業員を対象にします。 妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメントについては、妊娠・出産等をした女性従業員および育児・介護休業等の制度を利用する男女従業員の上司および同僚が行為者となり得ます。 セクシュアルハラスメントについては、上司、同僚、顧客、取引先の従業員の方等が被害者および行為者になり得るものであり、異性に対する行為だけでなく、同性に対する行為も対象となります。また、被害者の性的指向または性自認にかかわらず、性的な言動であればセクシュアルハラスメントに該当します。 相手の立場に立って、普段の言動を振り返り、ハラスメントのない、快適な職場を作っていきましょう。

従業員がハラスメントを行った場合、就業規則第４９条「制裁の事由」に該当することとなり、対処されることがあります。その場合、次の要素を総合的に判断し、処分を決定します。
　　　① 行為の具体的態様（時間・場所（職場か否か）・内容・程度）
　　　② 当事者同士の関係（職位等）
　　　③ 被害者の対応（告訴等）・心情等

2018年4月01日 制定
株式会社西日本エグゼック　代表取締役 坂本勝彦

ハラスメントに関する相談窓口

実際に生じている場合だけでなく、生じる可能性がある場合や放置すれば就業環境が悪化する恐れがある場合やハラスメントに当たるかどうか微妙な場合も含め、広く相談に対応し、事案に対処します。
相談者だけでなく、行為者等のプライバシーも守って対応します。
相談者はもちろん、事実関係の確認に協力した方に対しても不利益な取扱いは行いません。
相談を受けた場合には、事実関係を迅速かつ正確に確認し、事実が確認できた場合には、被害者に対する配慮のための措置および行為者に対する措置を講じます。また、再発防止策を講じる等適切に対処します。